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『教えない教育、自立学習』ここにあり!


■丁寧に教えても成績が上がらない理由


三重進学ゼミでは開校以来、『教えない塾』として運営を行っている。


教えない理由は、『教えて賢くなるのであれば学校に通っている子供たち全員が賢くなっているはずだから。』である。


実際、成績の良い生徒ほどあまり手はかからず、成績の良くない生徒ほど、わからないことだらけで手がかかる。学校でも放課後等に補講を行って丁寧に教えてあげてもなかなか成績が上がらない。


そこに気づかなかった保護者は多いだろう。


ではなぜ、学校の先生は丁寧に教えているのに成績が良い子と成績が良くない子に分かれてしまうのであろうか。


その答えは、『勉強をやる方法』がわかっているかと『問題解決能力(探究力)』があるかどうかである。


勉強のやり方がわかっている子は、わからない問題が出てきたときに何をすればいいのかがわかっているので勉強が止まらない。


逆に勉強のやり方がわからない子は、わからない問題が出てきたときにどうやって解決をしたらいいのかがわからないので手が止まって勉強が進まなくなるのだ。



■三重進学ゼミが授業をやらない代わりに教育していること


三重進学ゼミでは、勉強を教えない代わりに効率の良い正しい勉強のやり方を教えてあげることにより問題解決能力を引き上げる教育を行っている。


これにより、わからない問題が出てきたときに何をすれば解決できるのかを理解しているので勉強が止まることが無くなる。


また、復習など苦手な問題がすべて解決できた時には学校を飛び越して映像授業にて予習へと進んでいく。

勉強のやり方がわかっていれば映像授業を観ながらわからないことが出て来ても自分で解決することができる。

こうなれば、学校の先生の授業は必要なくなるのだ。



現在、学校の教員不足と10年ぶりの教科書改訂により日本の教育は深刻な状況となっている。



■【担任の先生がいない】常態化しつつある教員不足。しわ寄せは、子どもたちに


〇小学校では体調不良で長期間お休みしている先生がいますが補充の先生がいません。


〇入れ替わりいろいろな先生が入っていますが、全体に落ち着かないです。


〇穴を埋めている先生方が倒れてしまわないか心配です。


〇中学校ではまだ美術の授業が始まっていません。


〇昨年度、担任が突然退職した。しばらく担任不在のままの期間があった。学習支援担当の先生がその後担任になったが、今度はその先生がコロナ関連の休みで、実質その年は子どものクラスの担任不在日は3ヶ月に近い日数となった。


〇安心して子どもをあずけられないという親は周囲の意見を聞いてもかなりいる。


〇担当教員が不足しているため、同じ教員が2クラス同時に授業を行うことがあり、教室を出たり入ったりする。


〇大急ぎで授業をすすめるため、早口で何を言ってるのか理解が追いつかないことがしばしばある。


〇何年も前から、教頭や教務主任が教科を担当することが常態化しています。


〇担任が次々に変わる現状があります。これは子ども達にとって安全地帯を失っていくことではないかと思います。特に新しいことに適応しにくい子にとっては耐え難いものだったりします。


これらは、この4月、5月に保護者から寄せられた声の一部である。



■先生がいない、担任が決まらない


昨今、人手不足という業界は少なくないが、教育現場でも、先生が足りないということが起きている。


5年以上前から教員不足の問題があることは、関係者にはよく知られていたが、おそらく一部の学校でのことという地域は多かったのではないか。ところが、ここ2~3年は、教員不足はあちこちの学校で聞くようになった。


4月に担任の先生が決まらない(配置できない)ことや、専門でない教科の先生から教わるということは、決して珍しい事態ではなくなりつつある。

本当にこんなことでよいのだろうか。


文科省は昨年度初めて、教師不足の調査を行った。2021年度時点で、日本全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校で約2千人の教員が不足しており、不足が生じている学校は約1600校で、全体の4.8%であることが判明した。

下の表はその一部である。

たいへん貴重な調査なのだが、限界、問題点もあった。

たとえば、この調査では「不足ゼロ」と回答する都道府県・政令市もあったが、こうした地域からも「実際には不足している、ゼロなんてありえない」という教員の声が私のもとには届いていた。


また、今年の4月の時点で不足が起きているという声も、私のもとに多く寄せられた。

文科省が今年度もしっかり調査してくれればよいが、するかどうかは分からないし、調査したとしても、公表されるのは、昨年度の例を参考にすると、10カ月近く経ったあとで、対策はさらにあとになる。こんな悠長な姿勢では、いま困っている子どもたちや教職員は、救われない。



■一番の被害者は子どもたち


教員不足が起きている学校は、どうなっているのだろうか。どう対処しているのだろうか。


この4月末時点の状況を聞いたところ、少人数指導や教務主任など、本来は学級担任ではない先生が担任を代行しているケースが多かった。

また、数として多いわけではないが、教頭や校長が担任を兼務せざるを得ないという異常事態の学校も存在する。

中学校では、教科ごとに専門が分かれているが(教科担任制)、専門外の先生が授業をせざるを得ないという学校もある。

また、一部の学校では、教員不足のために一部の授業ができないという例まである。


冒頭に保護者の声を紹介した。多くの保護者も心配しているが、こうした教員不足の問題の悪影響、しわ寄せは、すべて子どもたちに行く。



■授業の質にも影響


中学校などで、専門ではない先生が授業をせざるを得ないというのは、たとえば、極端な例では体育の先生が国語をもったりするケースもある。たいへんななか一生懸命対応してくださっている教員は多いが、やはり、授業の質や児童生徒の学びの支援という意味では、不安が残る。


実際、教頭向け調査でも、授業の質が落ちるという回答は約9割にも上った(おおいにそう思うという回答だけでも相当多い)。

もちろん、授業、教育への影響は、さまざまな観点で慎重に分析・診断していく必要があるし、質を簡単に評価できるものでもない。


だが、教員不足に関連して大きいのは、少なくとも次の2つの影響である。


第一に、講師の質をうんぬん言っていらない状態になっている、という問題。


産休育休や病気休職の先生の代わりに、講師の先生を募集するが、この講師がなかなか見つからない(これが教員不足の多くの現象)。

教育委員会や校長は何十件も電話して、講師になってくれる人を探しているという例もある。

いわば、猫の手も借りたい状態なのだ。


そんななか、「講師の質をちゃんと評価して採用している場合ではない、ともかく誰か来てほしい、授業に穴をあけるわけにはいかない」という学校も多いのだ。



■環境が整えば先生や親が教える必要はない


上記、教員不足による子供たちへの悪影響は教えてあげなければいけないという考え方だから起こることであって、教えなくても学べる環境を作ってあげることができれば解決できる部分は多くあると考える。


例えば、三重進学ゼミのように映像授業があるのに学校や塾の先生は、わざわざ先生が授業をする必要があるのだろうか。


現に学校や塾で授業をしても理解していない生徒は暇そうにシャーペンやボールペンをばらしたり、ボーっとしていたり、寝たりして50分を無駄に使っているだろう。


理解しきっている生徒も先生の話を聞かずに別の勉強をしている。

これだったら授業をやる必要はあるのだろうか。


私の考えはこうだ。


〇授業が必要な場合は必要な授業を受講する。


〇授業が必要でない場合は演習にて知識を定着させる。


これで上手くいく。


必要な時に必要なものを準備してあげ、たくさん考えさせえることにより子供の考える力が育つ。


大人が安易に教えることは子供の考える機会を奪っていることだと考えている。


子供は考えなくても先生が教えてくれて、ボーっとしていてもその時間は過ぎていくので、子どもはやっていないのにやったことになっている。

逆に先生は、子どもが授業を聞いていないのにやらせたことになっている。


学校や塾の授業はこんなので本当にいいのだろうか?


だが、三重進学ゼミの自立学習は違う。


自分でやらないと勉強は進まないので、ボーっとしていたり寝ているようではいつまで経っても終わらない。


一生懸命解き方を考えながら、わからないところを調べ、それでもわからない時に先生からのアドバイスをもらう。


この環境が整っていたからこそコロナ渦の学校休校中も保護者も生徒も混乱することなく自宅学習がスムーズに進んだ。


他塾の先生がオンライン授業に必死で切り替え、ご家庭のネット環境によりトラブル続出の中、私は塾に生徒が来ないだけで、塾で行っていた課題はLINEで送り、生徒は塾でやっていた課題を家でやる。

というように先生も生徒も混乱することなく、いつもの流れで生活をすることができた。

さらに、学習が進んでいる生徒に関しては学校の休校中でさえ映像授業を観ながら何ヶ月も先の予習を進めることができた。


今後、ますます不確実性が高まる時代、企業が求める人材を小学・中学・高校・大学教育が手を組んで育てていかなければ、日本は立ちゆかないという危機感とも言える。



■文部科学省にも書いてある【総合的な学習(探究)の時間】


総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。

※文部科学省HPより


【探究】とは

あるものを得ようとしてさがし求めること。さがし出して手に入れようとすること。


教えても覚えないのは教えているから。


ゲームでもクリアのしかたがわからなければ教えていないのに自分で調べて解決している。これも立派な探究である。


じゃ、ゲームができてなぜ勉強ができないのか?

それは、ゲームのやり方はわかっているけど勉強のやり方がわかっていないからなのだ。


ゲームの場合

昔のファミコンで言えばAボタンを押せばジャンプができる。Bボタンだけだと攻撃ができる。Bボタンと→ボタンを同時に押せば早く走れる。

のように、何をしたいときに何のボタンを押せばよいかわかっているから先生や親に教わらなくてもできるのである。


勉強もゲームと同じように何をしたいときに何をすればいいのかわかれば、あとは探究のみで勉強が進むのである。


本当に教えるのは勉強ではなく、勉強のやり方。


自立学習こそが今、世の中が求めている社会に出ても役立つ総合的な学習【探究】なのだ。

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