11月の期末テストで社会が10点だった中1生が12月半ばに入塾してきました。
体験授業が終わって「今日の体験は楽しかったですか?辛かったですか?」と質問をすると
「無(む)です」
と答えた生徒。
入塾前の面談では今まで宿題を1度も出したことが無いといった内容の話を聞かせていただきました。
いつもの病院のたとえで言う『診察』です。
定期テストで点数が取れない子の特徴は、教育のプロが解答用紙を見ればすぐにわかります。
当面の学習計画は、まず宿題を必ず出すようにしよう!
といった内容で理科以外の4教科週3回時間無制限で入塾を決めてもらい通塾生活がスタートしました。
病院で言う薬の強さを調整した『処方箋』です。
塾に来たら塾の課題をこなしてもらい、塾の課題が終わったら残りの時間で学校の宿題をやる。といったメニューでやってもらいました。
課題は病院で言う『お薬』で『用法・用量を守って正しくお使いください』です。
1日3回食後にお飲みください。
のように1日3教科決められた量をこなしてもらいます。
ですが、ここからは勉強をやってもらう必要があります。
薬を飲み忘れる方もいるように、勉強もやらない子がいます。
薬を飲み忘れると病気の治りが遅くなるのと同じで
勉強も毎日決められた量をやらないと学力が回復しません。
できるようになるまで何度も繰り返します。
彼が通塾している時間無制限コースは16時から22時までの自由な時間で通塾ができるので、初めのうちは課題が終わっていないのに21時半を過ぎたら帰る。といったことが数日ありましたが
「家に帰ってやるんだったらいいけど、やらないんだったら時間無制限なんだし、べつに22時まで勉強してもいいんだよ?」と話をしました。
その次の日から、彼は22時半前後までAIの学習システムを使用して先生が難易度を調整しながら、適切な量の課題をこなしてくれました。
そして2か月後の3学期学年末テスト
テスト1週間前は一切塾の課題はやりませんでしたが
前回10点だった社会が、なんと93点に!
たった2ヶ月で83点もUPしました。
ここまで上がった理由の1つに入塾時の『無』は良い意味で『無』だったので、変な勉強のクセやこだわりが無かったので塾の指導を素直に聞き入れて塾の言われたとおりに勉強をしてくれました。
成功体験をした彼はテストが終わってからは、自らテスト直しをし期日までに学校へ提出してくれたようでした。
3月からは週5回の時間無制限コースに変更し、今まで通り週3回は5教科のAI学習システムを使った塾課題と
残りの週は学校の宿題
そして週5回で追加した講座は
読解力と数学脳を鍛える思考力講座
英単語の速習が期待できるタイピング英語講座
これで、現在は中2の5月にある1学期中間テストに向けて頑張ってくれています。
勉強のつまづきと病気の症状は同じだと私は考えています。
詳しくは関連記事をご確認いただけたら幸いに存じます。
用法・用量を守って正しく勉強をすれば誰でも勉強ができるようになります。
是非、三重進学ゼミの勉強のやり方を体験してください。
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